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「やまね」といっても地名なのか氏名なのか良く分かりません。 ここでいう「やまね」は、全国でも数少ない地名なんです。といっても、岩手県宮古市に山根町という地名がありますが、同じ岩手県内でも少しウンチクのある久慈市山根(町)のことです。 角川書店「日本地名大辞典」(岩手県)から引用ご紹介します。 北上山地の北部、遠島山(端神岳ともいう)・女和佐羅比(めわさらび)山・深田金山に囲まれた地域。全域山地で北流する長内川・南畑沢・葛形沢・馬渡川・深田沢の谷沿いや沖積地に集落を作る典型的な山村である。江戸期には、海岸の産物(塩・砂鉄・干魚)を内陸部へ、内陸部の米・日用品を海岸部へ駄送する塩の道の中継地であり、山根六郷と通称された。「邦内郷村志」によれば山根六郷の村高計150万石余・民戸計256戸であった。 山根村は、明治22年〜昭和29年の自治体名。はじめ南九戸郡、明治30年からは九戸郡に所属。上戸鎖・下戸鎖・端神・細野・木売内・深田の6か村が合併して成立。旧村名を継承した6大字を編成。役場を下戸鎖に置く。 (以下中略) 戦後、昭和22年山根中学校開設。同29年曹洞宗千葉山法林寺開基。同29年の世帯数391・人口2472人。同年久慈市山根町となり、村制の時の大字は同町の字に継承。 山根町は、昭和29年〜現在の久慈市の町名。地内は、下戸鎖・上戸鎖・端神・細野・木売内・深田の字地に分かれ、下戸鎖に久慈市山根支所がある。昭和35年の世帯数401・人口2414人、地内全域は山間地のため「僻地小集落解消条例」の適用を受け移住し、整理されている。 いま思うと、合併後の条例で村人は「整理」されてきたんですね。「整理」される側に立ってみてください。こんなつらいことはないのです。平成の大合併の行く末を案じます。 |
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